企画・開発~取り扱い製品をモニタリング形式でご紹介いたします。
まずは第一弾のタイヤ
■TT901 A-GP 80/90-17 T/L
先日頂いたサンプルタイヤのインプレを報告します。 結論から先に言うと気温が高い時はグリップ感もしくは接地感がありますが、気温が下がると無くなりとても不安定な状態になります。いつもは猪名川サーキットをホームコースに練習していましたが、今年の夏はミニバイクの全国大会等があり150ccで走れる状態ではありませんでした。そのため練習コースをモーターランド鈴鹿と鈴鹿ツインサーキットに変更しました。 まず最初は両サーキットともフロントタイヤをダンロップの90タイヤで走りタイムを詰めました。今年の夏はとても暑かったので気温は35度ありました。路面温度を測れれば一番よいのですが計測機が無いので、気温で判断します。そして後日、サンプルタイヤに交換して両サーキットを走行しました。この時も運よく気温は35度で条件は揃いました。タイヤが細くなったことが功を奏して両サーキットともタイムアップをしました。娘については2秒もタイムアップしました。コースへの慣れもありますが、それを差し引いてもバイクを倒しこみやすく、コントロールし易くなった感触がありました。ただ溶け具合がリアタイヤ(ダンロップ100)ほど溶けません。表面はさらっとしておりエッジ部には溶けカスもないです。そして、コーナーで進入スピードをあげていくと跳ねます。90タイヤでは問題無いスピードです。 更に後日サーキット走行をしました。秋口になったこともあり、気温が30度に下がりました。すると走り始めからグリップ感や接地感がありませんでした。船に乗っている様な感じです。娘には気をつけて走行するように言っていたのですが、フロントから転倒してしまい走行を終了しました。娘も私と同じ感想を言ってました。 以上になりますが、貴重な体験が出来ましたことをお礼申しあげます。 モニタリング=YZF氏 |